Make:Tokyo Meeting 07 に出展してきました

去年はRailsDevConとバッティングしていて申し訳なかったのですが、
今年は自分のネタに若干近いところの他の方のお手伝いという形で
一応参加と相成りました。音系のネタで参加と申告していたので、
西9号館2Fにおりました。

思ったより友人、知人の方に遭遇してちょっとびっくりしますた。声かけて
もらってたらしいのにスルーしちゃってたようでしたがもう1度声かけてくれた
イケメン @tatsuoSakurai さんに感謝。Twitter名刺を友人が作ってくだ
さっていたおかげでぶらりと覗きに来ていた別の友人に捕捉していただいたり。
結構TwitterアイコンってIDになるんだなといまさらながら思いました。

モノとしては自動作曲プログラムの出展です。コード進行だけ決めてもらったら
それっぽいのを出しますよ、みたいな。僕はGUIの方だけさくっとやっといた
感じです。ぎっはぶにあがってるようなのでもしご興味あれば。
=> https://github.com/cypher512/BachGenerator
名前は仰々しいですが現状はバロック調のフレーズジェネレータみたいな感じで
捉えればいいのではないかと思います。名前に負けないように @cypher512 さんが
育ててくださることでしょう。

Windowsな方はActiveTclを、Linuxならlibtcltk-rubyMacportsだと
tcl tkをインスコしてしてください。homebrewだとどうなんだろ。
基本的には一部でオワコン騒ぎでおなじみのRVM上でやっていたので、適宜読み
替えていただければいいのですが、--enable-pthread相当の何かと、tcl/tk
に対してのパスの追加が出来ていれば多分動くはずです。

ちなみに自分のアイディアは自動作曲ではあるんですが、インタラクションとして
はちょっと別の動きとかで入力に変換したいというものです。まああれとかそれ
とかちょっと前に流行ったやつありますよね。あの辺使いたいわけです。
次回か次々回あたりを目標に少しずつやってみようと思います。

得られたこと、よかったこと

インタラクションデザイン重要

参加者視点でも、出展者視点でも刺激になります。特に隣のスライムシンセサイザー
は2日目の後の反省会でもしきりに話題になりましたがインタラクションデザインが
非常に優れていました。
端的に言うと「子どもが自発的にいじって、操作過程を学習していくことができる」
というところに落ち着くと考えていますが、これ本当に大事なんですよね。
参加者の方が自発的に手に取ってみようと思う、ってところに至らせるには今回のは
残念ながらプレゼン不足だと思っています。コマンドラインよりはマシかと思いますが…

Rubyありがとう

ベースをRubyで書いてもらっていたので、GUIRubyにしとくか、という感じで
Ruby/Tkを使って簡単にボタン配置などしました。スタンドアロンアプリを書くのが
久しぶり過ぎたせいか結構四苦八苦してましたが、咳さんの箱入り娘とかあれこれ
覗いてみてとりあえず最低限こんなもんだろ的なとこにはたどり着いた感じです。
ありがとうございました。
実際の使われ具合とかどうなのかわかりませんが、少なくともRuby/Tkについては
ただのHello,World以上のところまで見えるネタがまとまっていた方がよさそうに
思いました。GUIプログラミングをそもそもやる人がどのくらいいるのかとか、Ruby
であえてやる人はRuby/Gnome2でやる方が多かったりするんでしょうか。こちらも
あんまり見ていませんがどっちがよいのだろう。
自分で何かしたところくらいは少しまとめておいてもいいかもしれないですね。

にゃすぽ〜る触れた

完全に個人的に+というやつですが、とだ勝之先生が今年も「ホームセンターてんこ
ブースを出しておられて、マンガで実際出ていた自作ギター「にゃすぽ〜る」も展示さ
れていました。とにかくネックが軽くてびびりますね。アルミの棒を少し丸めたりできた
らもっと握りやすくて女の子向けにいいかなぁとか思いました。スタンドに立てるときに
ちょっとコツがいりましたが、その辺少し調整すれば普通に商品化できたり…?
一目見て触ってみたいと思えるデザインはやっぱいいなぁと思います。
先生にもちょこっとだけご挨拶できたのでよかったです。

一応作った

人によっては堂々と言えるのでしょうが、僕としてはどうしても自分のアイディアでコアを
作ったわけではないので作った感じはしなかったりします。でも何かしらにコミットして
出展者として参加できたことは自分としては成功体験にしてあげた方がいいだろうなと
思っています。仕事外で作業して、とにかく発表したというのはいいことです。

参加者とそこそこ喋れた

出展者向けの懇親会はパスっていたので、そちらも出られたらまた違ったんでしょうけど、
ブースにきてくれた人とはあれこれ話せたと思います。素直な感想の中に本質のかけらは
やっぱりあったりするわけで、決してプラス評価ばかりではないですがやっぱそうだよなぁ
と思うとこもあるので刺激になりました。

課題

ガジェット作り?

先に上記していますが、僕のアイディア自体だと入力ガジェットは既存のブツを使う
予定です。ただ、別アイディアの何かであればこの辺は「PCデバイスを使っている感」
をなるべく消した方がいいだろうな、と思いました。

体調、スケジュール管理

1日目は割とぎりぎりまで対応していたせいか軽くぶっ倒れており、2日目は不在配送を
受け取るためという形でどちらも午後にふらりと現れた感じになってしまいました。
最初からいられるようにしておかないと他のメンバーに悪いですね。
あとはまあもうちょい常日頃から触って、精度上げるような取り組みをするためにも
普段のサイクルにこの辺の創作活動を組み込んでいかないといけないなあと。

音楽の勉強

僕はJazz寄りの理解をしたいと考えているので、その辺は若干Classical畑の人と
認識がずれるところもあるんでしょうけど、理論もうちょい体に染み込ませなければと
思いました。考える前に暗記しとけって部分とかもいまいち頭入ってないですしねぇ…
プレイヤーとしてはリズムトレーニングが足りていないのですがセオリーもちゃんと
体の中に入れていかないといけないなぁと思いました。

まとめ

  • 何か作って人前に出せるのいいね。
  • 目を引いて、触ってもらえるようなものを作りたい
  • 今後も続けよう