どういうスタイルが合うのかを考えてみる
以前からずっと考えていた件。ペアプロが緊張状態を強いることは事前に説明はした。
だから残業する余力なんかも残らない。そのかわり、時間中にしっかりやるべき
ことをやり終えているはずだ、とも。事実そのようにうまく回っていたはずだ。
実感できるようなことも言われていた。なぜ急に嫌がりだしたのだろう。
ITProの記事にあるように、モチベーションの問題なのか。
休むときは休む、などのプラクティスも取り入れていた。
明確な拒絶のシーンを思い返す。
「言葉にトゲがありますよ!」
と思うのはお前の勝手だがいい加減書式くらい覚えろや、と思った自分もいる。
マネージャーとの話ではペアプロで余力がなくなり、勉強できないとかも言っていた。
何を言ってるんだとしか思えないが本人はそう言っていたというのだからまあそうですかと。
そこは僕の方で何かできるところだったのだろうか?そうではないだろう、と
片付けるのは簡単だ。簡単だけにそうじゃないブレイクスルーはなかったのかどうしても気になる。
こういう勘違い集にある程度はまっていたところもあると思う。
でも個別にしたところで残念ながらその人の効率が上がったわけでもない。
むしろよくわからないがちょっとした実装で以前の3??10倍かかっているように見える。
リポジトリからソースを確認すると、相当圧縮出来たソースが肥大化している。
一目見て何をどうするための処理なのかわからない。コードで僕は彼と会話出来なかった。
時間がかかり、結局ソース自体も見直すために時間を割いて、となると、
明らかにソロ・プログラミングに切り替えた時点でパフォーマンスが落ちたということになる。
ペアプロより個別の方がいいとはこの場合は言いにくいと思う。
これまた思い返すと僕がナビゲータをやっているときは彼はどう書くかをきいてきた。
実装方法や仕様の検討をしてきたかと言われると今までしていなかったと思う。
ペアプロというプラクティスを実施したように思っていたが、実のところ
考え方含めてうまく伝達出来ていたわけではなかったようだ。
彼が向いているかどうか、僕が向いているかどうかは正直なところわからない。
ただ、幸か不幸かこの現場はインフラ屋さんがメインであり、ソフト屋は
何か作っている人たちということで割と適当な感じでも許されている。
そういった空気もあって、マイペースでやらせてもらえる=残業代も出るし
気楽という感じなのかもしれない。そうなるとさすがに僕の方から何か
アプローチすること
残念ながらできないと思うし、したいとも思えなくなってしまう。
そんな流れから考えるとやはりこのチームでは適用が難しいのかもしれない。
だが一人でもできることはできるはずだ。それこそベアプロでいいから、
自分自身のパフォーマンスを上げる努力をしなければ。
何か気付けることはないだろうか。そういう観点を持ち続けなければ
僕自身が引きずり込まれてしまうことになる。