本当に集中してるの?

森先生な記事にいんすぱいあってわけじゃないが。

Business Media 誠:オフィスで集中できるのは「3〜5時間」が約半数

仕事の内容にもよるけど僕の能力的なものもあってか、ひたすらコードを書き

まくるというのを仕事に集中していると表現するなら、僕はほとんど集中していない。

何をしたいのか考えて、紙に謎なメモを書き散らしたり、頭でぼけーっと考えたり。

結果的にコード自体を書くのはそんなに長い時間じゃない。

考えて形になれば、大概の場合コードになるものだ。考えの整理が8割、コード書きが2割くらい

が一般的なのかなと思っている。…僕だけではないはずだ、多分。

まあ、そこまでの作業を含めたとしても、今いるような大きな会社のオフィス

という場所でどの程度やれるのかと言えば全然出来た気がしない。

これが記事にある職場に対する不満というやつだろうか。

個人作業の最適化としては自分にあったノートPCと、気持ちのいい音楽と、

悪くないコーヒーの香りかなぁと思う。ある程度必要そうな書籍を持って、

ネットで調べつつコーヒー飲みながらばりばり書いたりなんなりってのが

よさそうだ。自宅は他の誘惑がありすぎて意志の弱い僕には向いていない。

昔から何かやる時は場所自体変えてしまうやり方を通してきた。

大抵の場合ファミレスかカフェで勉強していたし、家は寝たりだらだらしたり

する場所になっていた。一時期自宅開発をしていたが相当集中しないとすぐに

だらけてしまっていた記憶がある。

ふと顔を上げて周囲を見渡す。「仕事に集中しています」と言える人はどの

くらいいるだろうか。みんなどこかでさぼってるよな、と思うのは不良社員だからではないと思う。

1日会議詰めになっている上司に半分本気で「いつも会議でお疲れ様です」と

言った時に「会議中に休憩してるよ」と笑って返されたことがある。

長時間の会議文化があるところはやっぱりそんなもんかなぁとも。

ペアプロをして、また個人作業に戻って、それぞれの人を見て思うのは、

日本人とやらには五人組システムが遺伝レベルで染み付いてるんじゃないかと

いうことだ。どこかで相互監視が働かないと日本人は勤勉にならないとか

書いてあった気がするが、実際ディスプレイに向かって何かしているという

だけの人が、仕事をしているかどうかなんてわかったものではない。

まあこんなエントリーしてる僕もどうかということなんだけど…

既読のメールを見直して画面だけ動いている感じの人もいれば思い切り

居眠りしてる人もいる。24時間サポートもあるところだから徹夜していたのかもしれないが。



本気で集中したと僕が言えるのは1回2時間がせいぜいだ。大体そのくらいになると

何かで見落としたり、どこかに疲れを感じたりしてリフレッシュせなとなってしまう。

要はその2時間を何回1日に繰り返せるかということだと思っているのだけど、

3〜5時間以上集中していると答えた人はどういう仕事ぶりなのかなぁ。

職種次第でいろいろ変わりそうだ。