行動決定の最後

以前とある方の講演で非常に印象に残っている言葉があった。

「ラストワンマイルは自分でやるしかありません」

ブログとかでもちらほら書いてあるけどノウハウを公開しても実際に行動に移す人は
一握りであるという話。その決定行為を後押しするものを勇気と呼びたければ呼べば
いいけれど、結局考えてこうしようと思い、そしてよし実行するんだという段階を経
て行ったことは何かしら残るものがあると思っている。単なるデスマって行動決定の
プロセスのどこかで思考停止していて、ただ行動するだけを求められているケースが
ままある形なのではないかなと思った。
2年くらい前に丸一日椅子から一歩も動かずにJavaコード書いていた日があったこと
を思い出す。本当に24時間椅子から動かなかった。あの時はみじめだったなぁ…
今も決して勤務時間的にはきっちり終わらせているわけではなく、どちらかというと
軽いデスマ兆候はあるのだが純粋にリソースが足らないのとプロジェクト進行におけ
る問題とは別個のものとして捉えることは出来ると思うのでまだなんとかなっている。
肉体というよりは目にきてるけどね、目薬なくなると効率落ちてしょうがない…

まあやりたいと思うことはいろいろあるし、その中でも自分なりの理由で優先順位は
ついている。やるべきときに動く覚悟を確認するときの僕の合言葉はこんなとこだろうか。

「ここはゴールまでラストワンマイルだろうか?」
「スタートへのワンマイルだとしたら、そのゴールは見えているか?」
「ゴールが見えていないことを許容出来る要素や、ゴールが変化することを許容出来るものか?」
「楽しくやっていけそうか?」
「OK、じゃあやろう」

変化する要素は常にあるわけで。凝り固まってはいけない。変化を許容しないでシス
テム開発なんか出来ないし、そもそも人生を歩んでいくことなんか出来ないのだ。